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ACCSの個人情報漏えい事件で、京大研究員を不正アクセス禁止法違反で逮捕

7時のNHKニュースのトップニュースがこれでした。自衛隊イラク派遣を差し置いて。
 事件の発端は、この男性が社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の運営するサイトのCGIにセキュリティホールを発見したことに始まります。セキュリティの専門家である彼は、昨年末に行われたセキュリティに関する講演で、セキュリティホールの具体例として、ACCSサイトから得た4人分の個人情報をプレゼンテーション資料で使いました。ACCSによると、男性はその講演の後でそのセキュリティホールの指摘を行ったそうです。指摘するのはとても有用なことだけ、そのためにわざわざ個人情報盗むってのはどうよ? ってところです。『セキュリティとは本来、個人情報など重要な情報を保護するという目的のために存在する『手段』であり、今回のこの男性の行為は、手段のために目的を犠牲としたもので、本末転倒と言わざるをえません』とはACCSの話。(スラッシュドット)
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