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押井守氏インタビュー。『パト2は「何かを成したい中間管理職」必見の映画』

「機動警察パトレイバー2」。警察と自衛隊という2つの組織が対立していく際どい経過や、東京という都市の魅力がとんでもなく面白い作品ですが、今回は日経ビジネスのインタビューということで、「ビジネスパーソン向け」という面白い切り口で押井守監督が語っています。(日経ビジネス)

後藤としのぶという2人の隊長にとっての「正義」というのは警察というものを離れた正義なんだよね。組織の存続をテーマにしてないんです。だから自分の部隊を平気で賭けて勝負に出ちゃうんだよね。

ある目標のために何ができるか、どういう戦術があるか、それは単に部下をいいようにだますという話だけじゃなくて、「上といかに戦うか」という部分も当然含まれる。だから後藤は特車二課の所属する警備部、さらにその上の警視庁、もっと言ったら国家というレベルまでを相手に、どうやって戦おうかと考えてたわけ。

過去:押井守監督インタビュー「責任を取れない人に、黙っていただくには?」

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