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ソニー、2013年度は1300億円の最終赤字へ。 3度目の下方修正


ソニーは、2013年度(2013年4月1日~2014年3月31日)の業績見通しを従来予想の1100億円赤字から、1300億円の赤字に下方修正しました。昨年度は430億円の黒字でしたが一転して赤字転落となります。要因としてはパソコン事業(VAIO)の撤退に伴う費用の追加や、ディスクメディアの不振(ダウンロード販売の台頭)をあげています。
ソニーは、2012年度はニューヨークのビルや大崎のビルを売却してなんとか黒字を確保しました。2013年度も創業の地である御殿山ビルやスクエニの株などを売却して利益に計上してきましたが、構造改革費用や業績不振の影響が大きく、黒字化は難しかったようです。足元ではPS4やカメラセンサ事業などが好調ですから、膿は2013年度に出し切って、14年度はV字回復をお願いしたいところ。来年度の業績予想の発表と正式な決算発表は5月14日です。(ロイター通信)

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