◆めっつぉ:スクエニ&ガジェットニュース

FF7リメイクの「分作」に対し日本のファンの39%が賛成、25%が反対という結果に! 936人へのアンケートの結果


FF7リメイクが1作品ではなく「分作」になると公式発表があったことに対し賛否両論巻き起こっていますが、当サイトがTwitter上で行ったアンケートの結果、分作に「賛成」が39%、「反対」が25%という結果になりました。「価格による」が36%。投票期間は12月8日の0時から23時59分までで、投票総数は936票でした。

 海外では米大手ゲームメディアのIGNが投稿したYouTube動画賛成が430票、反対が2158票(12/9現在)と圧倒的多数で反対派が占めています。それに比べて、日本のファンは比較的好意的にとらえているようです。日本のファンの意見としては、「1作がいいけど、開発ボリュームと発売までの期間短縮を考えると分作は妥当」などが目立っていたのが印象的です。様々な横道の要素がカットされたFF13、ゲームの後半がノベル形式であらすじが語られるだけになってしまったゼノギアス、開発に10年以上かかっているFF15(ヴェルサス)など、開発ボリュームが多かったゲームの末路を知っているからかもしれません。


 一方で分割方式としてやり玉に挙げられるのがバンダイナムコが2015年1月に発売した「テイルズ オブ ゼスティリア」です。発売前はヒロイン格のキャラクターであるかのごとく扱われていた「アリーシャ」が序盤でパーティから永久に離脱してしまい、しかも彼女を中心としたシナリオが1204円のダウンロードコンテンツとして配信されることになったのです。このやり方は多くのファンの怒りと失望を買いました。


  DLC以外の「分作」事例としてはカプコンの「バイオハザードリベレーションズ2」があります。こちらは2015年2月25日から4週間にわたって毎週エピソードが配信され、各741円でした。また、最終エピソード配信時に一本にまとめたコンプリート版が発売されました。このような方式であれば、少しのエピソードだけ手軽に楽しみたい方は出費を安く抑えられるメリットも出てきます。

 このように一口に「分作」といっても様々な形式があり、一概によしあしは語れないものです。しかし、今回のスクエニのプレスリリースは

分作として制作を進めております。詳細については、情報のアップデートができるタイミングでお知らせいたしますので、どうぞご期待ください。

との一文が書いてあるだけ。これではいたずらに不安を煽るだけでネガティブに捉える方が多いのも無理は無いですよね。 実際は、社内でもまだ決まっていないのだと思いますが、決まってないのであればまだ分作であることは伏せておいたほうがよかったのではないかなあと個人的には思います。

 インタビュー記事をよく読むと「大ボリュームの開発をしてもユーザを待たせないために、できた部分から発売していく」という意図もあるように見受けられますが、ファミ通の日本語のインタビュー記事を読む人なんて日本の熱心なファンのごく一部ですもんね…。

 FF7ファンの管理人としては、こんなしょうもないところでズッコケて欲しくないので、わかりやすい説明をして欲しいなとしみじみ思ったのでした。ユーザの勝手な解釈がデマとなって数秒で世界中に拡散してしまう世の中ですからね…。。。ネットこわい・・・。。。

モバイルバージョンを終了