賛否両論いろんな意見があるFF15において、みんなの共通見解として大好評だったのが「プロンプトの写真」ではないでしょうか。 パーティキャラのプロンプトがゲーム中にカメラで自動的に撮影をしていて、1日の終わりになると撮った写真を見せてくれるというもの。 「こんな場面撮ってたのか…！」と、まさに旅をしている実感が湧いてくる面白い試みでした。 ゲーム開発者会議GDC2017では、その撮影メカニズムが講演されました！ ミスショットが入るのは意図的だそうで、理由は「それが楽しいから」。 確かに、実際の旅でもミスショットが妙にウケる写真だったりしますもんね。
撮影のトリガーは、アチーブメント、旅をエンハンスするシーン、ユニークなシーン、そして楽しいシーンの4つで、独自の重み付けでその都度判定され、撮られることもあれば撮られないこともある。
驚いたのは、このプレーヤーの取捨選択も、プロンプトの撮影に影響を与えているところだ。プロンプト（のAI）は、プレーヤーが任意で選ぶ写真から、その傾向を掴み、それ以降、プレーヤーが好みやすい写真を撮るようになる。相変わらずミスショットはあるわけだが、旅を続けていく間に、徐々にプロンプトの写真に引き込まれていくのは、そうしたAIの技術が活かされているためだ。
AIはそこまで学習していたとは…！（Game Watch）