◆めっつぉ:スクエニ&ガジェットニュース

綾辻行人さん×FF14/16吉田直樹P対談!ミステリもゲームも「驚き」が命

文学サイト「好書好日」に小説家の綾辻行人さん×吉田直樹プロデューサーの対談が掲載されました!吉田Pは綾辻行人さんの小説の大ファンで、逆に綾辻行人さんはドラクエやFFなどのゲーム好きと言うことで、文学とゲーム談義に花が咲く楽しい対談となっています!

吉田:中学時代に図書館で綾辻さんの『十角館の殺人』を借りて読ませていただいたのが始まりです。とにかく、「こんなに緻密なミステリが書けるものなのか……」と驚きました。常識をひっくり返されるというか、展開は予想するものの、結末に近づくにつれことごとくその予想が「気持ちよく」外れていく。あのときに受けた衝撃とカタルシスはいまだに忘れられないです。僕もゲームの脚本を書いたり校正を行ったりしますが、プレイヤーに与えたいのは「驚き」です。そこは綾辻さんから受けた影響がめちゃくちゃ大きいのです。

綾辻さんはFF1/2/3/4/5/6/9をプレイされていて、特にFF9がお気に入りだそうです。

綾辻:PS版が出たのが2000年でしたっけ。そのときにほんと、ずいぶんやり込みました。ビビ(ゲーム内に登場するキャラクター「ビビ・オルニティエ」)に当時飼っていた猫の名前をつけてしまったせいもあって、ラストはボロボロに泣きましたよ。いま思い出しても泣きそうになってしまう。白鳥英美子さんの「Melodies of Life」を聴いただけで、もうダメです。

モバイルバージョンを終了