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FF15開発者インタビュー「猟師に解体した本物のイノシシをもらって骨格の観察をした」「FFは王者ではなく挑戦者」

FF15
FF15に関するかなりディープなインタビュー記事がWiredに掲載されましたのでご紹介。最新のゲーム開発には高度な数学的知識や技術と、アーティストとしてのセンスやテクニックの両方が要求されるわけですが、それらを統合してどうやって高解像度の超ハイクオリティなものを作っていくのか、その開発手法に焦点を絞った内容です。
チームとしては、ゲーム開発チームに加えてルミナスエンジン開発チームとムービー開発チームのヴィジュアルワークスが合流してひとつのチームになったそうで、それぞれのノウハウを持ち寄って新たな難題に取り組んでいるというわけ。例えばロケハンひとつ取っても、

ユーザーにリアルな体験を提供するには、想像力だけでつくっていては駄目なんです。森に入って生き物に出会うとはどういうことか? こんなもんだろう、と勝手に自分達で決めてつくると、頭のなかにあらかじめ存在する記号化された表現を真似てしまう。どこかの何かからの受け売り、借りものになる。一方でゲーム機の描写力が高まってきた。どれだけハードウェアがよくなっても、クリエイターが記号から記号の捏造を繰り返していては全世界に訴求しうる表現に届かない。

と、ただ写真を撮ってテクスチャの素材を得るためではなく、固定観念を捨てて「体験」そのものを見つめ直すために行うなど、深いレベルの取り組みを行っているそうです。
スクエニがなぜここまでするのかといえば、初代PSの頃はFFが世界の最先端だったが、今はグローバルの他社に追い抜かれて追う立場にあるという認識から来ているようです。(Wired)
参考:FF15開発スタッフのロケハンムービーが公開!

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