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スクエニ野村哲也氏とディシディアや零式の作曲者石元丈晴氏が初対談!「BCFF7に採用されなかったら会社を辞めようかと思っていた」

石元丈晴

スクエニ野村哲也氏とディシディアや零式の作曲者石元丈晴氏が初対談! ビフォアクライシスFF7(BCFF7)で作曲者デビューをした当時の話から、これまでを振り返っています。当時の石元さんはスクエニに入ってからというもの作曲を任せてもらえず社内コンペに落ちてばかりで、BCFF7に採用されなかったら会社を辞めようかと思っていたそうです。BCFF7で野村哲也氏が『純粋にデモを聴いて、これは “ロック風”の曲ではなく、本物のロックだ、と感じたんです。いい意味で、ゲームミュージックっぽくもなかった。』と採用して運命が動き出します。
石元氏は当時のことを奇跡という言葉を使って次のように語っています。

デモテープって、全部が決定権のある人のところにまで届くわけじゃない。それが、野村さんに届いたことすら奇跡だった。あのデモ出してなかったら、『すばせか』や『BC』はほかの人がやっていたのかと思うとゾッとします(笑)。仲がよかったとか、知り合いだったとかじゃなく、正当にデモを聴いて起用してもらったのがうれしかったし、まさにあれが自分のターニングポイントでした。

 続くクライシスコアFF7では、ザックスの生き様を見事に音楽で描き切ったのはみなさんも体感していることと思います。同時に作曲していたという「すばらしきこのせかい」の♪も高く評価されています。野村氏は

『すばせか』のときは、まず1曲だけ「こういうのをやりたい」とイメージを伝え、それであがってきたのが『Twister』でした。これを聴いたときに、「いける」と確信して、あとは比較的自由に作曲してもらっています。『Twister』は自分としても好きな曲で、いまだにちょくちょく聴きますよ。

と高く評価しているようです。

石元さんは、昨年の12月でスクエニを退社しましたが、それは以前から考えていたことでデザイナーの上国料さんや直良さんが独立したのも刺激となって決断したそうです。野村氏は引き止めたそうですが、意志は固かったということでしょうか。 石元氏は野村氏の自宅まで挨拶に伺い、野村氏も「独立したらバリバリ稼がないとね」と声をかけるほど良好な関係になっているそうで、ディシディアの間Pも「できるだけ安くお願いします!!」と冗談を言うくらいの仲のようです。

インタビュー記事ではほかにもサントラの話や、キングダムハーツIIIにも参加する話などてんこ盛りです!ぜひ元記事をご覧ください。

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