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FF7リメイク、開発時は8章と9章の間に「ティファパート」があったことが明らかに!

FF25周年記念サイトで連載されているFF7リメイクの裏話ブログ。第三回はセブンスヘブンに関するトピックスです。

セブンスヘブンにおけるFF7オリジナル版とリメイク版の大きな違いというと、オリジナル版ではお店の地下のアバランチのアジトにクラウドが入れたのですが、リメイク版では入れなくなっている点ですよね。実は、クラウドとメンバーの間の距離を表現するために、あえてそのような変更を行ったそうです。しかし、なんとチャプター8とチャプター9の間にあって削除された「ティファパート」ではそのアジトに入れるようにする予定だったという衝撃の事実が明かされました!

Q:『FFVII』オリジナル版ではセブンスヘブンの地下エリアに行くことが出来ましたが、『FFVIIR』ではこの部分がカットされています。これには何か理由があるのでしょうか。

A:チャプター3では、原作よりもクラウドとアバランチのメンバーには距離があり、セブンスヘブン地下のアバランチのアジトには踏み入れられない形にしました。クラウドがでられないアバランチだけの会議があったり、爆破ミッション成功を祝う宴会にもクラウドだけ相手にされないことなどで、クラウドの孤独感を演出しています。
しかし、この話には続きがあり、開発途中にチャプター8とチャプター9の間にティファを主人公とした、『なぜティファがコルネオの花嫁候補として行動したか』を体験させるプレイアブルパートの計画がありました。その中でアバランチの秘密基地が登場する予定だったのです。
実際に繋げて遊べる状態にまで開発は進んでいたのですが、クラウドが伍番魔晄炉から落ちて、教会でエアリスと再会するところに、別のストーリーが割り込むことでテンポを阻害していることが気になり、オミット(省略)させてもらった経緯があります。
いつか機会があれば、ティファのストーリーを展開できればよいなという思いはあります。

鳥山 求(共同ディレクター(シナリオデザイン))
浜口 直樹(共同ディレクター – ゲームデザイン/プログラミング)

採用されなかったミニゲームですと、二つ目の「『FFVII』オリジナル版ではセブンスヘブンの地下エリアに行くことが出来ましたが~」という質問につながりますが、地下作戦室にあるサンドバックでティファがトレーニングする要素を検討していましたね。

浜口 直樹(共同ディレクター – ゲームデザイン/プログラミング)

ミニゲームまで計画されていたとは…! 幻のパート、プレイしてみたいですねー!

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