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野村哲也氏「FF7リバースから始めても楽しめるようになっている」「いかに新しい謎を入れつつもオリジナルからずれないようにするかが課題だった」

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スクエニの北瀬佳範氏、野村哲也氏、CCFF7リユニオンの佐藤万里子プロデューサーへのインタビュー記事をご紹介します。佐藤氏は学生時代にPSP版をプレイして涙していた経験があり、15年の時を経てご自身がプロデューサーに就任したとのこと。CCFF7についてざっくり概要はつぎのとおり。

・ストーリーは変更なし
・ガクトの音声は新収録なし
・ゲームエンジンはUE4
・開発はトーセ
・FF7リメイクのクオリティを目指した
・サクサクとバトルが終わるようにレベルデザインを修正
・BGMは石元さん、主題歌の絢香さんの「Why」も続投

また、FF7リバースについて気になるのは、原作とどこまで離れてしまうか?という点。そこまで離れすぎないようにしつつも、新しい要素がうまく入っているあたりを狙っているようです。

野村氏:オリジナルでは一番重要になってくるニブルヘイムの謎をもう1回やったところで、「知ってる、知ってる」と……要は“再確認する”という遊び方になってしまいますよね。これだけ大きなプロジェクトとして立ち上げるには、その遊び方では難しかったんです。

ただ、お話が全然変わってしまい、全く別物になってしまうと、それはそれで意味がありません。いかに新しい謎を入れつつもオリジナルからずれないようにするか、というのが、このプロジェクトで課題として取り組んできたところです。

また、そもそも何故リバースという名前になったのかという点については、順序関係なくプレイできるようになっているというのも理由のひとつとのこと。

野村氏:元々、「Vol.1」とか「PART1」みたいな名称は見栄えもよくないので、つけるつもりはなかったです。あと今回の「FFVII リバース」は、ここから入っても楽しめる内容に作っていまして、そういう時に「PART2」みたいなタイトルになっていると、「単体作品としては成立していない」という印象になってしまうという点も考慮しています。

他のコンピレーション作品のリマスターは、今のところ予定がないとのこと。残念!

野村 スタッフからは『ダージュ オブ ケルベロス -FFVII-』のリマスターをやりたいという声があがったり、『ビフォア クライシス -FFVII-』もコスト計算をしてみたりしましたが、いまのところ予定はないです。

そして、一番気になる、作品のボリューム!4部作以上は検討の俎上にあがってもおらず、2部作か3部作のどちらかで迷っていたそうです。ファンが気になるのは、原作よりボリュームが減るのではないかというところが心配ですが、そんなことはないそうです!

野村 とりあえず、3部作より多いというプランはありませんでしたね。『FFVII リメイク』がミッドガルまでだったということで、残り2部作で原作の内容を盛り込むのは難しい、何かが省略されるのでは? と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、ダイジェストになることはありませんので、ボリュームに関してはご安心ください。

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