「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」ブルーレイとDVDの画質を比較してみた

本日発売のブルーレイディスク「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序（1.11）」をさっそく購入しました！　今回はなんといっても画質アップがウリですので、旧DVD版（1.01）と画質を比較してみましたよ。　今回はテレビを撮影したんじゃなくて、HDMIのキャプチャカードから取り込んでます。あー、いやもう百聞は一見にしかずです！　＞続き[Amazon]

細かいキャプチャ条件とか
ブルーレイ、DVDともにPS3で再生→HDMI→GS→HDRECSでPCへキャプチャしたものをJPEGにて保存しています。画像の縮小はPhotoshopのバイキュービック法。
DVD再生時はPS3のアプコンを「フル」設定でかけています。
下記の要素により、厳密な画質比較とは言えません。ご了承ください。
　・ネットに掲載するにあたってJPEGに圧縮している（あまり劣化はわからないと思いますが）
　・HDRECSは不可逆圧縮形式でのキャプチャしかできない

ノイズが減って、クリアな画質になりました！発色も鮮やか。シンジくんの頭頂部やエリのあたりを見ると、DVD版では四方が切り取られているのもわかりますね。

暗所の表現力が大きく上がっていて、夜のヤシマ作戦準備シーンは細かいディティールまでわかるようになりました。緻密な機械の造形は本作の大きな魅力です。

もちろん、ブルーレイとDVDでは根本的に解像度が違うので、細部の描写力はブルーレイが圧倒的です。解像度がわかるように冒頭のシーンをフルハイビジョン原寸大（縦1080ピクセル）で縦に切り出してみました。

コントラストが大幅アップ！（コントラストがあがると、全体が明るくならずに必要なところだけ明るくなります）　暗闇の雰囲気を残しながら、DVD版ではよくわからなかった計器類が見えるようになって臨場感がぐっと増しています。

このシーンも原寸大で見ると、差は歴然。ブルーレイ版は暗いところはより暗く、明るいところはより明るく。

まさかここまで画質が向上しているとは思いませんでした…。DVD版はデジタルデータ→映画フィルム→デジタルデータと変換をかけていたのですが、ブルーレイ版はデジタルデータから直接ブルーレイの映像を作成しています。根本的に作成の方法が違うので、発色や明るさ・コントラストが違っているのはそのせいだと思われます。