JR東海は、東海道新幹線の設備老朽化を食い止める若返り工事をはじめました。高速道路のトンネル崩落事故など、高度経済成長時代に建設された日本のインフラはそろそろ寿命を迎えつつあります。東海道新幹線もその中の一つで、鉄橋を架け替えたりして根本的に新しくするには総工費1兆971億円の大工事が必要とされてきました。列車を止めることも必要でした。 しかし、「今ある設備を補強して寿命を延ばす」方針に変えたところ工費が7308億円になり、列車を通しながら工事が行えることに。これは、コンクリートを「真空パック」にするなど、最新の技術があるからこそ可能になったことだそうです。(産経)
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