2月29日発売のピアノ曲集「PIANO OPERA FINAL FANTASY I//II/III」を買ってきました！　というわけで、いつものように感想＆写真レポートです。　もうね、名曲ばっかりですよ！　良すぎる…！！　「ピアノコレクションズ」シリーズが好きな方や、シアトリズムFFやって初期の音楽いいなぁーと思った方に特にオススメですｗ。　＞＞続き
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歴代ピアノコレクションズの伝統をしっかり守り、紙製のスリーブケースが付属しています。何年経っても統一感のある装丁やデザインというのは嬉しいものです。

CDをカパっと取ると、そこにはFF1・2・3のロゴが！

植松さんのライナーノーツももちろんついてます！
この言葉を読むのもFFのCDでは大きな楽しみのひとつｗ。

収録曲は次のとおり。

1. プレリュード~オープニング・テーマ（FF）
2. メインテーマ（FF1）
3. 街メドレー（FF123）
4. グルグ火山（FF1）
5. マトーヤの洞窟（FF1）
6. メインテーマ（FF2）
7. 反乱軍のテーマ（FF2）
8. 魔導士の塔（FF2）
9. バトルメドレー（FF123）
10. 果てしなき大海原（FF3）
11. クリスタルのある洞窟（FF3）
12. 悠久の風（FF3）
13. 最後の死闘 （FF3）

名曲ぞろいです！
もともとファミコンの曲はたった３音でできているので、FF初期作は特にはっきりしたメロディが多いですが、これがピアノとの相性が抜群！

アレンジは原曲の持つイメージを壊すことなく、気持ちよさを増幅させる方向。かといって、原曲をそのままなぞってしまうと繰り返しばかりで飽きてしまいますから、クラシック音楽の技法にのっとって盛り上がって歌い上げたり、寂しくはかなげになったりといった展開を見せ、いろんな表情が楽しめます。

いくつか特にお気に入りになった曲のご紹介をば。

FF2「反乱軍のテーマ」
もうね、この曲大好きなんですよ。後にも先にもFF2にしかない退廃的な雰囲気。立派な前奏が終わって、勇ましくしかし物憂げにメロディがはじまると、これぞFF2。

FF3「悠久の風」
FF3おなみのフィールド曲。中山さんが編曲したDS版FF3のオーケストラアレンジの雰囲気を引き継いで、元気に青空の草原をてくてく冒険するようなさわやかな曲になっています。ファミコン版というよりは、ルーネスとかの顔が浮かんできますｗ。

「バトルメドレー」
血沸き肉踊るバトル！！！！個性的な初期FFのバトル曲がいいかんじにメドレーになっています。聴いていると自然と体が縦に動いてしまいますｗ。特にFF2のバトルとFF3のボスバトルがかっこいい。

FF3「果てしなき大海原」
この曲は出だしがすべてだと常々思っていたわけですが、そこをアレンジャーの中山さんはしっかり汲み取っていただいていて、出だしのピアノの切ないこと切ないこと！！

編曲＆演奏を担当した中山さんが一曲一曲、解説を書いてくださっています！