ニーアオートマタ

SQUARE ENIX

光と影の圧倒的なリアリティ『NieR:Automata』のライティング手法解説

業界誌のCG WORLDに『NieR:Automata』のライティングについての広告記事が掲載されています。本作の開発にあたったプラチナゲームズでは、これまで職人芸で3DCGを制作してきたそうですが、今作からは現代的な物理レンダリングの手法を取り入れているそうです。この記事では、直接光に加えて物体に反射した光も考慮に入れる高度なライティング手法の「グローバルイルミネーション」で、どうやってあの世界観を描き出しているのかを解説しています。

特にオブジェクトが密集しており情報量が多い街の部分や、草木が地表を覆う草原地帯では、周辺環境に応じた照り返りの色をもつ間接光が、フィールド中の静的なオブジェクトに対して影響を与えるほか、キャラクターをはじめとする動的オブジェクトに対しても影響を与えるようになっており、環境内に確かに存在しているという自然な臨場感を与えることに成功している。

草原が広がるエリアでは、コスチュームのベルベットやブーツのレザー部分に、間接光や環境からの色の照り返りが適度に乗り、キャラクターの情報量が増えると共に、周辺の環境に馴染んでいることがわかる。

自然すぎて気づかずにプレイしていますが、環境の光の色に合わせて、それがキャラクターにも反映されているんですね。

キャラクターの基本の明度は、画面の全体の露出とは完全に切り分けて設定されており、空間中の光源変化との関係で決定されているものではない。とはいえ、環境からの影響をまったく受けないのも違和感を生じさせることから、キャラクターを適度に背景と馴染ませる手段として、Enlightenによる間接光の影響のみを抽出するかたちでキャラクターに適用している。

しかし、ただリアルにするのではなく、物理法則を無視してでもキャラクターを魅力的に魅せたり、プレイしやすくなるように照明はコントロールされているようで、そのあたりのサジ加減は三人称視点のアクションゲームを多く手掛ける同社の強みかもしれません。

本記事について、ディレクターのヨコオタロウ氏は次のように語っています。


Enlightenが悪いというよりは、「最終系のニーアではEnlightenを生かし切れていない」ってことなのでしょうかね。

クロノトリガー海外でSteam版『クロノ・トリガー』の「ドット絵」の問題点が指摘され、修正mod開発が進行中前のページ

スクエニ、女性向けスマホゲーム「アイドルファンタジー」発表! キャラデザに野村哲也氏も参加!次のページアイドルファンタジー

関連記事

  1. SQUARE ENIX

    Steamで「スクエニ JUNE SALE Part 1」がスタート!FFシリーズが30〜70%OF…

    スクウェア・エニックスは、Steamにて「スクエニ JUNE SAL…

  2. SQUARE ENIX

    新宿に「Officially Licensed SQUARE ENIX Cafe & Sho…

    スクウェア・エニックスの公式ライセンスカフェ&ショップ「SQUARE…

  3. SQUARE ENIX

    FF初のHD-2D新作『ファイナルファンタジー レゾナンス』10月22日発売決定!

    スクウェア・エニックスは、ドット絵と3Dが融合した「HD-2D」グラ…

  4. SQUARE ENIX

    賞金総額10億円!スクエニが次世代クリエイターを発掘する大規模ゲームコンテストを発表

    スクウェア・エニックスは、自作ゲーム(UGC)の開発コンテスト「SQ…

最新ニュース

Amazon.co.jp


売り上げランキング
/ Kindle本 / 音楽 / DVD / ゲーム
デジタル製品 / おもちゃ

カテゴリー

  1. アメリカ生活日記

    日記:Amazon EchoとPhilips Hueで部屋のLED照明の点灯/消…
  2. FF8スコール原画

    スクエニ2004-2013

    野村哲也氏の繊細なタッチを堪能。 FF8原画展レポート! 新宿「ARTNIA」で…
  3. ディシディアカップヌードル

    SQUARE ENIX

    アメリカ限定!ディシディアFF仕様のカップヌードルを買って食べてみた!
  4. アメリカ生活日記

    日記:テレワークは当たり前!アメリカの企業に半年勤務してわかった彼らの仕事のやり…
  5. 管理人レポート(スクエニ以外)

    MacBook Proのメモリを増設する方法 わかりやすい解説
PAGE TOP